禁煙日記 16日目

 

昨日あたりから心臓がバクバクして手足の震えが止まらないのだが、それは明日に大学院入試の一次試験があるからで、さらには落ちる可能性が非常に高いからであり、こういうときには煙草を吸って落ち着きたいのだが、禁煙中であるため吸うわけにもいかないし、そもそも手元に煙草がないので吸えない、とはいってもコンビニまで買いにいけば煙草は手に入るのだが、何かをし・され「たい」という欲求と何かをし・され「たくない」という欲求があるとすれば、ぼくは「たくない」のほうが昔から強く、「煙草を吸いたい」と「寒いなかコンビニまで行きたくない」とをぶつけると後者が勝つので、煙草を吸わずに済んでいるのわけなのだが、それは最近は院試勉強のために部屋に引きこもっているからであり、「煙草を吸いたい」という欲求は優先的に叶えられないだけであり消えるわけではないので、外に出るようになればもしかすると買ってしまうかもしれないのだが、やっぱり「怒られたくない」という欲求が一番強いので、最後まで禁煙を続けられそうであり、このような苦痛に耐えているぼくに、大学院合格というご褒美をくださってもよろしいのではないですか神様と思うのだが、それはヤンキーが更生してえらいというのと同じであるので、少し心にモヤモヤとしたものが湧いてくるが、そんなことはどうでもよく、とりあえず受かりたい。