禁煙日記 7日目

 

1週間禁煙したのだからご褒美として喫煙してもいいはずだ。と思ったがまだ1週間禁煙したわけではないことに気がついたので喫煙せずに済んだ。

 

大学は期末試験の時期であり今日もひとつ試験があったわけだがウンウンと唸りながらもなんとか終わらせて外に出ても煙草が吸えないというのはなんと虚しいことか。期末試験なんていうものは煙草を旨くするためのものでしかなく、畢竟するに人生のあらゆる障害や困難というものは煙草を旨くするためだけに存在しているのだ。それらを乗り越えられたときの煙草は自らへの褒美であって旨い。乗り越えられなかったときの煙草は自らへの慰めであってこれまた旨い。煙草がなければ期末試験なんて資源ゴミの袋に入れられた生ゴミである。ゴミといえば、フランス語で「ゴミ箱」を意味する "poubelle" という名詞はそこから転じて最近では「ゴミ」のことも指すらしいが、そもそも "poubelle" とは19世紀末に県民たちにゴミ箱の使用を命じたSeine県知事 "Eugène Poubelle" という人の名前に由来しており、街の衛生状態向上に取り組んだ人の名前が今や「ゴミ」を意味しているというのはなんとも皮肉なことである。

 

最後に、今日の期末試験でおもしろかったことと昨日あった卒論試問に関する自分のツイートを載せておく。試問のあとも煙草を吸いたくて堪らなくなった。