以前、寺山修司の対談集を読んでいたら寺山が頻繁に、作者は世界の半分を提示し読者が半分を想像力で補完して世界の円環構造が完成するような短歌が一番良い、というようなことを述べていた。同じ対談集で寺山は、人間は不連続で部分的な存在であると述べて…
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