禁煙日記 10日目(2回目)

 

ついに明日、入院。明後日、手術。明々後日、退院。つまり、あと1週間もすれば煙草が吸える。楽しみで仕方がない。いま死にそうになったら必死で生きたいと願うと思う。

 

あと、ぼくが歌詞を書いた曲のMVがYouTubeに投稿されたので、聴いてください。

https://youtu.be/TvNjrsiOWDo

禁煙日記 7日目〜9日目(2回目)

 

フランス語力にまったく自信がなく、大学院の授業についていける気がしないので、来年度に語学留学をしようかと考えていたが、考えているうちに刻々と時が過ぎ、今から行動を起こして果たして来年度に留学できるのかという思いがムクムクと湧き上がってきている。留学に関わる最大の問題はやはり金銭面であり、奨学金をもらうにしてもその選考等は大抵1年前から始まっているし、そもそも単なる語学留学に給付される奨学金が少ない。フランスに留学するなら金やるよ、というものがあるにはあるが、ぼくはフランスではなくモロッコに留学したいと思っているので、それも役に立たない。何故フランスではなくモロッコに留学したいかというと、諸々が安いからであり、何といっても煙草が安いからである。安いといっても、日本と同じぐらいの値段で1箱400〜500円らしいのだが、フランスでは1箱1300円ほどなので、それに比べたら断然安い。もうモロッコしか考えられない。誰か、モロッコにフランス語留学した人はいませんか? 情報ください。

禁煙日記 4日目〜5日目(2回目)

 

前にも書いたように、喫煙をはじめた頃は週に1、2本しか吸っていなかった。それが何故毎日吸うようになったのか。急には思い出せなくて、数日間そのことを頭の隅に置きながら生活していた。今日、自作の短歌を眺めていたら、求めていた「理由」がそこにあった。

これは付き合う前の短歌。好かれたいと必死だったぼくの、命をかけた求愛行動。

 

はい、きみがぼくを好きだと言うまでに肺がこんなに黒ずみました

禁煙日記 3日目(2回目)

 

以前は喫煙しながら作業するために休日でも積極的に外出し、喫茶店の喫煙席や喫煙階に居座っていたが、禁煙をはじめてからは喫茶店で過ごすということがめっきり減った。

 

院試勉強をしているときは、気分を変えるために近所にあるマクドナルドで勉強していたが、院試が終わってからはわざわざマクドナルドに行くことがない。それでずっと家にいる。一日中家にこもっていると、自由に扱える時間が最も多いはずであるのに、何故か外出したときよりも活動量が少なくなってしまう。時間はあるのに何もできなかったという事実に毎晩落ち込んでいる。では外出すれば良いではないかという話なのだが、根が出不精であり、「外出が面倒臭い、したくない」という気持ちがすべてに勝ってしまうので、外出できない。喫茶店で過ごす、だけではなくたとえば書店に行く、映画館に行く、旅行に必要なものを買いに行く、等々あらゆる「外出」ができない。しかしこれが、喫煙可能であれば話は別なのである。

 

禁煙前のぼくは、今に比べてかなり外出していた。なぜなら家のなかでは喫煙できないが、家の外では喫煙できるからだ。つまり、ぼくの場合、喫茶店で喫煙しながら勉強したり本を読んだりしようというのがいちばん最初にあり、そのついでに書店に行ったり映画館に行ったりという行為が伴うのだ。そう、外出の最大の動機は「喫煙」、さらに言えば「長時間の喫煙」なのである。それがなければ、外出しようという気にはなかなかなれない。また禁煙をはじめてからは、外出してもすぐに家に帰るようになった。というのも、喫煙できないのであれば、喫茶店に何百円も払う気は起きないからである。おかげで貯金が少しずつ増えている。節約のために禁煙するというのは、あながち間違いでもないのかもしれない。

禁煙日記 1日目〜2日目(2回目)

 

院試勉強の反動で何に対してもやる気が起きない。やらなければならないことはたくさんあるし、やりたいこともたくさんあるのに、何もできない。まず、やらなければならないことをしようとするが、できない。だからといって、やりたいことをするのかといえばそんなことはなく、というのもぼくは根が真面目なのでやらなければならないことをしていないのにやりたいことをするというのができないからだ。そして、何もできない。こういうときに煙草があれば、生活にリズムが生まれるのに。

禁煙日記 0日目(2回目)

 

報告がふたつあります。大学院の入学試験に合格しました。あと、煙草を吸いました。

 

大学院の入試は恋人も受かっていましたが、恋人はもうひとつ受かっていたところに通うつもりらしいです。気にかけてくださった方々には感謝します。

 

煙草を吸いました。禁煙中の恋人が急に「煙草吸いたい!」とファミリーマートに突撃し、アメスピの橙色(3mg)を買ったのですが、それを一口だけいただきました。それで済めば良かったのですが、何故か恋人がそのアメスピを箱ごとくれたので、そのあとにひとりで1本吸ってしまいました。罪悪感は当然ありましたが、禁煙日記としては禁煙が失敗した方がおもしろいと思いましたので、自分で自分を許しました。何故恋人がアメスピの橙色を買ったのかというと、『ラッキー』という映画のなかに出てきたかららしいです。久しぶりの煙草はまことに美味しかったです。ただやはりアメスピは好きになれないです。また明日から禁煙を頑張りたいと思います。以上。