禁煙日記 1日目

 

改めまして禁煙初日。結論から述べると禁煙に成功することができた。しかし、やはり頭の片隅から常に「煙草!」と呼びかけてくる細胞がおり、何事にも集中できない。また、飴とチョコレートを摂取し過ぎたのか、一夜にしてニキビが増えた。ニキビは漢字で書くと「面皰」らしい。

 

大学に向かう途中で電車が止まってしまったため三条のタリーズで勉強していたが、喫煙コーナーから席に戻ってきた人が煙草臭くて驚いた。自分が吸っているときはまったく気にならなかったので、たった1日吸わないだけでこれほど感覚が変わるのかと思った。あるいはホープのにおいがきついだけなのかもしれないが。

 

煙草を吸っているとよく勘違いされるが、自分も煙草の残臭は嫌いである。漂っている煙は好きだが、染み付いてしまうとひたすら臭い。吸い殻のにおいも好きではない。しかし、自分の身体や衣服に染み付いたにおいにはなぜかなかなか気が付けない。ただ、自分が臭いだろうなということは予想できるので、最近は煙草のにおいに効くリセッシュを常に持ち歩いて、喫茶店の喫煙席を去ったあとに自らに吹きかけたりしていた。

 

それはさておき、煙草のにおいのせいで煙草を吸いたくなってしまった。もうすこしでまったく知らない人に「煙草を1本ください」と声をかけるところだったが、シャイボーイなのでそんなことにはならず、なんとかその場をやり過ごした。喫煙コーナーがある喫茶店で勉強するのはもう駄目かもしれない。もはやマクドナルドに行くしかない。コーヒーが安いし。